DLEの不正について

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以前から注目していたDLEの不正。(アニメが好きだっただけに。)当時入社してストレス溜まりまくりだった平日の癒しでした。

当初は売上計上の期ずれと引当金の計上方法(これはよく分からなかった)が問題となっていましたが、原価の付け替えが今回追加の調査で検出されたようです。

おそらく売上プロセスの内部統制を整理していく中で出てきたんでしょうね。原価の付け替えが原因となって損益管理ができなくなって引当金の計上不足が出てきたのかなと思いました。

  • 原価の付替えって

原価の付け替えは、古典的な不正手法ですが結構内部統制を効かせるのが難しい一面があります。

というのも

①外部への支払いは通常通りに行っている

②内部のどのプロジェクトに原価を入れるか?という所なので、担当者としても不正に対する意識が弱くなりがち(協力者はいらないし)

③赤字から大きく黒字になっていれば、内部統制や監査人からのチェックで気付きやすいが、いい感じの黒字になっていると(例えば前年と比べて同じくらいとか)なかなか気付きにくい。

コンテンツだと制作にかかる費用には共通経費の要素を持ったものもあります。このためどのように按分するかというのも恣意性が働きやすいです。

  • 予防・防止するには

社内でも付け替えリスクについて意識が希薄である可能性もあるので、そこは全社的に周知する必要があります。その上で、システムで管理しているにしてもどこで恣意的に調整できるかを内部統制として整理する必要があります。

事前はその辺りで、事後統制としては、経営環境や営業実態と数字との違和感がないかモニタリング(どこまでできるか未知数ですが)、実際の証票の確認。(上で書いた通り、安定しているプロジェクトが逆に怪しい)

こんな所でしょうか。

 

会計・監査
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