保険を投資と考える

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私は職業柄かもともとの性格からか、お金の話が好きです。
最近、友人と保険(積立型)の話になったので共有したいと思います。
(決して保険を勧めているわけではないのであしからず)

私の専門は、会計と税務ですから、税務上のメリットを中心に扱いたいと思います。
ざっくりとした説明をしておりますのでご了承ください。

まず、保険料の支払は所得控除の対象となります。サラリーマンの方々はそろそろ年末調整の時期になりますね。確定申告書類を提出する際に、保険料の支払に関する資料を提出されていると思いますが、あれが所得控除の書類となります。

では、どのくらい税金が控除されているかご存じでしょうか?

税金計算はざっくりと以下のように行われます。
(1年間の所得ー所得控除)×税率

1年間の所得には、サラリーマンの方であれば給与所得、事業者の方であれば事業所得、また株式の売買による譲渡所得などもろもろの収入が含まれます。
また所得控除には、保険や配偶者控除など14種類もあります。 

以下AとBの2人のモデルを使って考えてみます。
例えば、AとBの年間の所得は同額500万で、Aは所得控除として年間で10万の保険があり、Bは極端ですが、何もないとします。またAとBの税率は20%とします。

A:(500-10)×20%⁼98
B:(500-0)×20%⁼100

となり、Aのほうが2万円少ない税金となります。これは保険の影響ですね。(10万×20%⁼2万)

保険は個人年金として注目される一方で、利回りが2~3%ということから株式なんかに比べ、魅力が少ない商品だと言われます。(現に友人と話をしているときにも同じ話がありました。)また、従来日本人は保険にやたら入りたがる傾向があるのか、家計の見直しの話がでると、大概は保険料のカットという話がでます。

しかしこの議論には税金のメリットを考慮してないんですね。

上の設例でみると、10万の投資で2万税金が安くなっているんですね。利回りは20%です。
個人年金として積立を行っている場合には、その保険会社がつぶれない限りは、20~30年後に、少し利回りがついて返ってくるだけではなく、その積立期間にずっと税金のメリットが効きます。
それを考えると、投資信託なんかに負けないパフォーマンスを出すのではないかと個人的には思います。
ファンドより保険会社のほうが倒産リスクははるかに低いと思いますし。
デメリットは積立が長期にわたるという点ではないでしょうか。

ただし、積立額には限度額があります。
生命保険料4万、介護保険料4万、個人年金4万のそれぞれの限度額があり、計12万の年間支出までとなります。
 
1つの投資先として保険を活用するというのは手ではないかと思います。

 

投資
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