減損検討のやり方

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前回のれんの話をしたのでその流れで、減損検討についてご紹介。

将来の営業損益なりを見込んで、高い値段で企業買収をやるわけですが、ここでは購入後ののれん検討をどうやっていくのか。



あたり前ですが、計画の数字と実績の数字をそれぞれ並べて、当初の見込み通りになっているか確認する必要があります。

計画よりも実績が上回っていれば良いですが、下回るケースでは、当初の投資回収スケジュールを見直す必要が出てきます。

この時に間違えがちなのが、1年目はしゃーない、最初は5年で回収って思ってたけどそれは無理だから6年で回収するかーという期間の先延ばしにして回収できているから減損は不要と判断してしまうことです。(会社でも責任問題になってしまうせいかうやむやにしがち)

あくまでも当初設定した期間での回収が前提となりますので、当初設定した期間までに投資が回収できないのであれば、回収できない部分は減損となります。

また、回収計画の数値は当然合理的な数字でないといけません。(これも当たり前か)過去の実績や市場成長率・占有率など客観的な数字が必要ですし、また見込みとズレが出た場合には、どこでズレが出たのか分析→次の予測数値に反映させることが必要です。

どうしても、のれんの減損となると、買収価格が高すぎだ、やれ経営者の責任だ、となりますが、見込みと実績とのズレを丁寧に分析して次の買収にそれを活かすようにしていかないとまずいでしょうね。この辺りの減損資料がきちっと作れているかどうかも企業によって分かれるかもしれません。(経営企画なんかで作るんでしょうが、経理サイドの減損検討とリンクさせたいですね)

経理だけで減損資料を作ると、えてして、経営企画で作成している数値と一致していないなどよくありますし。


会計・監査
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